千葉駅名物の「やきはま丼」1,100円。ちょっと前ですが近所のスーパーで見掛けた駅弁・空弁市で購入しました。蛤型の陶器製の器に、ゴボウの炊き込みご飯と焼蛤串、煮蛤、白焼の3種の蛤がとても美味しい駅弁でした。
昔、高校生の時、千葉に住む友人に早弁用によく買ってきて貰った覚えがあります。でもその駅弁は、折り詰めで「やきはま弁当」と言ったような気がします。随分昔の話なので記憶が定かではありませんが、空腹の私にとって、こんな旨いものは他には無かったのです。ですから、駅弁市では、他に「大間マグロのづけ炙り丼」や「関鯖の姿寿司」などがあっても目もくれずに「やきはま」を手にしていました。でも感動は、高校時代のそれではありませんでした。何か少し損をした気持ちになったのは、大人になったからなのでしょうか・・・。
それにしても、最近の駅弁はとんでもないことになっているようです。価格もさることながら、パッケージングも凝っているし、暖め装置付きなんていうのもあって、ちょっと放っておけませんねぇ。
話は変わりますが、先日クラス会で高校時代の友人達に会いました。駅弁を買ってきてくれた友人にも会いました。駅弁以上に懐かしく、楽しい時間を過ごすことが出来ました。味の記憶も四半世紀の時間経過で、少々辛口になってしまったのでしょうか。でも、皆やきはま丼のような味わい深い、いい顔になっていました。
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