筋交い接合金物

軸組構造の木造住宅の場合、筋交いを設けた耐力壁によって建物の耐震性を確保している。
筋交いをバランス良く配置することも重要なのだが、筋交いが土台や柱に確実に接合されていなければその性能は発揮されない。

写真は、現場で使用している筋交い金物の一例である。
シールに「2」と書いてあるのは、倍率が2倍の筋交いを接合するための金物であることを示している。
倍率が2倍とは・・・・・・・
筋交いの断面寸法によって1.0倍、1.5倍、2.0倍があって、たすき掛けに設けると2.0倍、3.0倍、4.0倍となる。
例えば2倍の筋交いをたすき掛けに設けた倍率4倍の壁は、同じ方向に設ける倍率1倍の壁4箇所分に相当するというもの。
接合金物は筋交いだけでなく、土台と柱、柱と梁など様々な種類がある。また固定方法なども建築基準法に細かく規定されている。

因みに、金物固定用のビスは角ビットビスになっている。以前は「+」のビスだったのだが、ビットの刃こぼれが激しいため「□」に改良されたそうで、「改良の依頼をしたのは俺だ」と現場の親方が語っていた。
親方の仕事っぷりを見ていると、経験上の知識が法律の規定を超えていることを実感できる。本当、勉強になる現場である。

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