建築日和blog

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仙丈ヶ岳山歩
仙丈ヶ岳と3人衆

いやあ〜さすがは南アルプス!(>_<) ものすごくしんどかった。単純標高差で1100m。歩いた時間で9時間20分。天気はこれでもかって云うぐらいの快晴。青と白のコントラストもこれでもかって云うぐらいの素晴らしさ。二泊三日の山旅の拠点とした長衛小屋(北沢駒仙小屋)のテント場へ戻ってから、ダッシュで買いに行った生ビールの美味しかったことと云ったらもう〜♪たまりませんでした!テン場から見える歩いて来たばかりの小仙丈ヶ岳に向かって、手を腰に当てて目をつむってエビスの大生ビールを一同一気に飲み干した。さてそんな至福な時間を堪能してきたゴールデンウィークの後半、5月の3日〜5日のこと。

歩いて来たのは南アルプスの「仙丈ヶ岳」。樹林帯を抜けて景色の良い稜線に出ると、目的の山頂までは小仙丈ヶ岳やニセ仙丈ヶ岳のピークがいくつもあって、登って下ってを繰り返し、山と戯れている感覚が味わえて非常に楽しかった。雪の女王様と云われる仙丈ヶ岳の雄姿はなるほどに美しく、魅了されっぱなしでずっと見ていても全く飽きず、何枚もの写真を撮ったか数知れず。帰宅してからの写真整理がもう大変でした。

長衛小屋のテント場

今回の山旅の詳細。朝3時起きの3時30分出で中央高速道路を走り、韮崎IC手前の事故渋滞にまんまとハマリ、約70分も時間をロスする。コレにより仙流荘バス停の8:05分発に乗れるかどうかギリギリの時間帯になり、安全運転を心がけながらではあるが、ジムニーでかっとんでいった。
仙流荘バス停の奥の無料駐車場では、例によってお馴染みの矢車草さんと矢車兄さんが背負うと背丈よりも高くなるパンパンに詰まったデカザックを持ってお待ちかね。
おお!矢車姉さんのザックの横には長いフランスパンがくくりつけてある!自家製レバーペーストをこしらえて持ってくると聞いていたので、そのレバーペーストを付けて食べる用のパンと想像ができる。これは楽しみである。・・・な様な事をいつものように話していると、何だか矢車姉さん、居心地悪そうな感じでもじもじ・・・。(ʘдʘ)いやもうビックリした。楽しみにしていた自家製レバッペ、忘れてきたんだと。とまぁこんな感じでスタートをきり、忘れ物大王と一緒に雪の女王まで行ってきた。

テン場と生ビールと山メシ

バスは仙流荘から歌宿まで。補助席まで活用するほどの満員御礼。各々デカザックを膝に置くともう前なんてな〜んにも見えない。運転手さんの歌宿までの道中ガイドが耳に心地良かった。荷物込みの往復運賃で大人1人2080円。
歌宿からテン場のある長衛小屋(北沢駒仙小屋)までは標高差350mの車道を2時間ちょっとかけてゆっくりと登り、段々とノドの乾きをビールを呑むのにバッチリ合うように仕向けてった。テン場は1人一日500円。2人二日分の2000円を支払い、生ビールと缶ビールを買ってとりあえずノドを潤した。テントの設営よりも、先ずはビールである。
そして、テントの前で西日暮里やきとり鳥臣風の黒ごまポテトサラダを作っていると、丸鍋仲間に会い、テン場でのおしゃべりに花が咲いた。今月末にはマッキンリー(参考)に行くんだそうだ。頑張れタムちゃん、応援してる!土産話も期待してる!
そして夜が更けまぶたが重くなり、明日の仙丈ヶ岳への準備をしながら寝袋の中へもぐりあっという間に夢の中へ。

仙丈ヶ岳の稜線

翌4日。ヘッデン点してテン場を4時出発。朝イチからの急登に音を上げながらも、どうにかこうにかきつかった樹林帯を突破。アイゼン、ピッケル、ストックの装備はどれもこれもフル活用。残雪の南ア仙丈ヶ岳。本当にきつくて険しかった。登る登る!そして下る下るのオンパレードだった!
稜線に出てからは素晴らしい景色に助けられ、小仙丈ヶ岳まではスムーズに進むもその先に行こうと云う気持ちがなかなか奮い立たなかった。期待していた雷鳥にも会えたので、一瞬だけれども挫けそうな気持ちが実はあったりして。まそんな気持ちも矢車姉さんのどら焼きの差し入れによって帳消しに。道理でザックが重たそうな訳だわ。笑
そうこうしながらも頑張って歩を進め、標高3033mの仙丈ヶ岳の山頂に立てたことの嬉しさといったらもうひとしおです。山頂では笑顔の素晴らしい青年に小さな鯉のぼりを借りて登頂写真を撮り、廻りの方々とも一緒に仙丈ヶ岳のピークを踏めた喜びを分かち合い、混み出した山頂をあとにした。

長衛小屋の生ビール

下りはもう早いこと早いこと。4人の頭の中には下山して呑む生ビールのことしかありません。だから少しでも早くビールに辿り着こうと皆おもいおもいの行動。シリセードしたりシリセードになっちゃったりと様々。途中、環水平アークと云う虹を見ることができ、いっときその場にて釘付けになっちゃったけれど、頭の中から生ビールはけして消えることはありません。そんな楽しかった山歩きは9時間20分かかっておしまいに。そしてしばらくはその日の山行を酒の肴にしながらの宴会もほどほどに、また夜は更けまぶたが重くなり、寝袋の中へもぐるのであった。

環水平アークと白峰三山と富士山

翌5日。テン場を7時に出発し、ゆっくりと道炉端に生えているフキノトウをもぎながら歌宿のバス停まで歩き、帰路につきました。タイヤがパンクとか(涙)ちょっとしたアクシデントがありましたが、このゴールデンウイーク後半、十二分に楽しめた。来年もまた来たい!そして今回の山行も同行してくれた矢車家に大感謝。

| トレッキング | 17:35 | comments(8) | -
コメント
素晴らしい青空!
こりゃたまらん、ですわね。

何か忘れ物呟いてたと思ったらまたメインでしたか!
青空よりも素晴らしいね、矢グルメさんのスカッとするほどの忘れ物。
恐れ入りました。
| cyu2 | 2014/05/07 6:27 PM |
cyu2さん。

忘れ物大王さんと山行をご一緒すると、かなりの確率で青空が付いてきます。
矢張り、なんか持っているタイプの人なんでしょうねー。きっと。笑
この次からは、こうしていつもボクがギャーギャー騒ぐから、
何を持ってくるのか何を作るのか公言しないことにするって云ってました。
でもそれじゃ〜あまりにも面白く無いので、是非とも今までのスタイルで、
いってもらいたいものですよね!(^―^)

それにしても仙丈ヶ岳、つらかった!(>_<)南アルプス、流石でした!
それからぼちぼちテン場で呑むビールの旨さが際立ってきました♪
これにハマルと、もう、たまりませんよね〜。(^―^)
| bebe | 2014/05/08 8:16 AM |
bebeさん こんにちは〜。
今シーズンはbebeさんレポを参考に真似っこばかりしてまして、蓼科山、北横岳、谷川岳、武尊山 行ってきました♪。レポには大変お世話になってます。
GWは南だったんですね。(私は常念でした)
来年のGWにはぜひ仙丈ヶ岳!って思ってしまっているのですが、ぐ〜んと難易度があがってしまうのでょうか。
bebeさん的にはレベル度どんなでしたか?
テント場の残雪は毎年どんななんでしょう。
雪上テント泊したことのない軟弱ものです・・・
| もも | 2014/05/08 10:22 PM |
素晴らしい景色ですね!
なんか上州づいてると思ってたらこんどは南アでしたか!
そして矢車草さんちとご一緒のテント泊! すごい!
写真きれいすぎです〜 
羨ましいです・・・
| みちほ | 2014/05/08 10:54 PM |
もも さん。

なんと!光栄です。少しはボクの山歩きが役に立ったようで何よりです。嬉

それで仙丈ヶ岳。歩いた距離と歩いた時間が長かったこともあるんですが、
ボクが今まで歩いてきた雪山の中では一番の険しさでしたー。(>_<)

とはいえ、蓼科山にも武尊山にも谷川岳にもけっして引けはとっていないので、
正直どっこいどっこいのレベルかとぞんじます。ただ距離がなげぇ〜んです。笑
上記山を歩いて来たももさんならば、仙丈ヶ岳!全くモーマンタイ!
今年はテン場の残雪もまったくたいしたことは無いようで、
何処もほどよく踏み締まっており、雪上テントでも大丈夫だったように感じました。

までも、いざ幕営するときは一心に雪の無い場所を探しましたけれど。苦笑
ももさん!厳冬期の雪上テント泊ならいざ知れず、
残雪時のテント泊ならば、これまた全く問題無いように思えますが、如何?
北ア常念、羨ましい。来年はボクも、そっちを目指したくてうずうずしてます。
| bebe | 2014/05/09 10:36 AM |
みちほ さん。

(^_^) あららー、上州づいていた山歩き、ばれておりましたか。
あの辺、比較的ボクのところから近いってのもありますが、
雪山初心者のボクにとって、
あの辺の山をまずは攻略しておかないと、
来年目標である厳冬期の山々を歩けないかなと思いましてね。
とはいえ、まだまだスキルも経験も足りないので、
とにかく今は色々な山へ出向いて歩いてこの目で感じたいのです。

また近々、赤城山方面へ出歩きにゆく予定です!
今度はあの辺でキャンプもしたいな〜と考えての山行です。
| bebe | 2014/05/09 10:46 AM |
それにしても綺麗な写真ばかり
日本のワンツー、雷鳥、環水平アークどれも凄いです。
今時期の仙丈ヶ岳魅力的ですが、かなり厳しそうですね。

それにしても忘れ物女王の話面白すぎです
| 44kazu | 2014/05/10 12:14 PM |
44kazuさん。

ななんと!お褒めいただき、大変恐縮でございます。m(_ _)m
でも実はこれ、どれもこれも数打ちゃ当たるでたまたまの産物なんですよ!
環水平アークなんていったい何枚撮った事やら・・・(>_<)
厳選する手間がかかってそれはもう〜大変なのでした。笑

ところで仙丈ヶ岳。とっても魅力的な山でした♪
この時期、南アはやっぱり最高です。何より空いていますしね。
日和も良く気温も暖か。そして横には忘れ物大王!
山を歩いている時もそうでない時も、とても充実した時間を過ごせました。
笑ってお腹が痛いほど。彼女の武勇伝は、まだまだ続きそうです。笑
| bebe | 2014/05/10 2:11 PM |
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