建築日和blog

kenchikubiyori.com / 建築日和どっと混む(建築設計事務所の趣味的生活記録)
<< 日々のこと | main | 昼下がりのこと >>
高熱隧道

「高熱隧道」著 吉村昭

短期間で二回も読んだのって初めてかもしれない。吉村昭さんの高熱隧道。良かった。
隧道とはトンネルのこと。黒部の谷に、ダム建設のための軌道トンネルを造るため、
岩盤温度が最高165度にもなる高温の区間の岩を掘るのだ。阿曽原から仙人谷までの、
高熱隧道とよばれるこの区間での工事を題材にしたものでありますが、もう、息を呑む。
さまざまなトラブルが発生する中で、よくぞこんなにすごいトンネルを造ったものだと、
深〜いため息もでます。それにたずさわる職人さんら、もう人間業とは思えない。凄。
高熱隧道に水路隧道。荷を運ぶために岩をコの字に削り取った水平歩道などなど。
正真正銘の命がけの仕事が垣間見えた。ふぅ〜・・・、凄かったなこれ。

雑誌ワンダーフォーゲル2012年10月号の最後の頁、働くおじさん企画 黒部の道直し、
で下ノ廊下が特集されてる。迫力満点だった。是非とも一度歩いてみたいものだと思う。

| ブック | 01:28 | comments(4) | -
コメント
阿曽原と仙人で温泉に入りたいですが、いずれもかなり強烈なので考えモノです。
| foxxzappa | 2012/09/13 7:37 AM |
foxxzappaさん。

え!foxxさん、ここもご存知ですの?
どんな感じなのでしょうか、超気になるところであります。
いつかはヨメさんと挑戦したいのですが、恐らくヨメがまず無理…(涙)。
最終的な判断は本人にまかせるため、今この本読ませてます!
ふぅ~(-_-;)って、ため息ばかり聞こえてきそうですが。
| bebe | 2012/09/13 9:45 AM |
吉村昭は、10代後半から30代のはじめごろまで、相当数読みました。
多分その当時に文庫化されていたものはすべて。
オトナになったらもう一度読もうと思っていたのですが、
たいへん多作の作家ですから、本棚のかなりのスペースを占めていたので、
今回の引っ越しですべて処分しました。
いつまで待ってもオトナになれないんですよね……(笑)。
高熱隧道、懐かしいなあ。
これもそうですが、破獄とか、けっこうインパクトのあるものを夫にもよくすすめました。
| yuki8055 | 2012/09/13 9:57 PM |
yuki8055さん。

ぷぷぷ(笑)、「オトナになったらもう一度」ってその表現いいですね!
ウケます。今日ツボです。
漂流とか破獄の他、ボクも幾つかの吉村せんせ作品を読みましたが、
ボクにとってはまったくハズレ無しでどれもこれも面白かったです。
他にもyukiさんオススメの吉村作品ありましたら今度教えて下さい。

高熱隧道も、そうして他の方から教えてもらった吉村作品でした。
山歩きにかかわる内容ですし、もう夢中で読みました。2回も。
2回目は、地名とか場所とか、地図を見ながら読みましたので、
一応いまはまだ頭の中にフレッシュな状態で記憶されております。
いつかヨメさんと一緒にその辺を歩いてみたいのですけれども、
岩場とか、大の苦手なようなので、ちょっと難しいかもしれません。
この辺、紅葉の時期、すごく綺麗なんでしょうね〜!
空いている平日を狙って、のんびりしたいのが今のボクの願望です!
| bebe | 2012/09/14 11:56 AM |
コメントする









CALENDAR
S M T W T F S
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031    
<< December 2019 >>

SELECTED ENTRIES
RECENT COMMENT
CATEGORIES
ARCHIVES
LINKS
PROFILE